漢方外来について
当院では、漢方薬の処方も積極的に行っております。
漢方薬は一般的に処方されている西洋薬を補足する役目や、自然治癒力を高め体本来の体質を強化する役目が期待できます。
当院では、漢方薬を用いた治療を希望される方だけに限らず、一人一人の症状や診察により処方を行っており、西洋薬と漢方薬を組み合わせることで高い治療効果を目指しています。
（当院で処方している漢方薬は健康保険が適用されますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。）
このような症状のある方はご相談ください
- かぜの治りが悪く、いつまでも長引いている
- 肝炎、高血圧、腎炎、高脂血症、肥満などの慢性疾患
- 筋肉痛・腰痛・神経痛などの痛み
- 喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、花粉症などのアレルギー性疾患
- 食欲不振や胃腸炎などの症状
- ニキビなどの肌トラブル
- むくみ、不眠、自律神経の不調
- 生理不順、更年期障害、不妊症、冷え症などの症状
漢方薬による治療では、これら以外にも様々な病気・症状に対する改善効果が期待できますので、なかなかよくならない病気でお悩みであれば、一度当院でご相談ください。
効果の現れ方
症状や、病気の種類により、効き目が現れる期間が異なります。
即効性のものもありますが、基本的には焦らずゆっくり、継続して服用することにより効果を発揮する場合が多いです。治療の内容によっては、現在服用中の西洋薬を減らすことも可能ですので、ご希望の方はご相談ください。
副作用について
西洋薬に比べ、副作用の頻度は少ないのですが、ごく稀に副作用が起こる場合もあります。
漢方薬を飲むことにより異変を感じられた場合はすぐに医師にご相談ください。
急性感染症や慢性疾患、手術後の機能改善にも漢方薬の併用をおすすめします
繰り返す胃炎、胃潰瘍（かいよう）など体質改善（体質強化）をしながら症状の発現を予防していくことも可能です。
高脂血症や糖尿病などに対しては、西洋薬が治療の中心となりますが、食事指導や漢方治療を併用することで内服薬の減量や病態改善が期待できます。
気管支炎やインフルエンザ、胃腸炎などの急性感染症に対しては、西洋薬だけでなく漢方薬を併用することをおすすめします。
漢方薬は患者様の症状によっても異なりますが、併用することで西洋薬単独よりも高い効果が得られる場合がありますので、詳しくは医師までご相談ください。